犬用 ユリナリーS/O+低分子プロテイン
食事療法が適応となる特定の疾病又は健康状態 | 下部尿路疾患(尿石症):ストルバイト(溶解時) 下部尿路疾患(尿石症):ストルバイト(再発防止時) 下部尿路疾患(尿石症):尿酸塩結石 食物アレルギー又は食物不耐症 消化器疾患:急性腸吸収障害 |
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対象動物の種別(年齢等特記事項) | 犬 |
重要な栄養特性 | 高消化性の加水分解大豆タンパク使用(高品質:アミノ酸スコア100、高消化性:消化率95%) 尿を弱酸性にする栄養バランス、尿pH範囲(5.5-6.5) マグネシウムを制限(0.04g/400kcal) タンパク質をやや制限(21.6g/400kcal) カルシウム、ビタミンDを中程度に制限(カルシウム: 0.5g/400kcal, ビタミンD: 86.2IU/400kcal) 尿中のストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石に対するRSSを低く保つ栄養特性 電解質(ナトリウム:1.40g/400kcal, カリウム:0.86g/400kcal, クロール: 2.11g/400kcal)を増強 他のタンパク源が混入しないように製造前に製造ラインを清掃 注:RSS(相対的過飽和度)は、溶液中の結晶のできやすさを表す指標で、値が小さいほど尿中で結石ができにくくなる |
栄養特性の設定根拠が示された文書の種別 | ☑論文 ◻専門書 ◻学術団体の指針 ◻特許 ◻社内研究 ◻その他( ) |
使用上の注意事項 | 妊娠/授乳期、成長期(マグネシウム含有量不足)には推奨されません。 心疾患(尿量を確保するために必要なNa量が心疾患のリスクとなることがあります。)、慢性腎不全、代謝性アシドーシス(尿を酸性化するように栄養学的に設計されているため代謝性アシドーシスを助長する恐れがあります。)には推奨されません。 病状の変化にあわせ、療法食の種類および給与方法についてできるだけ頻繁に、また定期的に見直しを実施してください。また欧州基準に準拠し、定期的な見直しをせずに以下に示された期間を越えて給与し続けることは推奨されません:食物アレルギーに関しては使用開始から3~8週(ただし、食物不耐性の兆候が消失した場合は長期給与が可能です。)、ストルバイト尿石に関しては、溶解時は5~12週、再発防止時は6ヶ月以内、シュウ酸塩尿石に関しては6ヶ月以内 |
事業者名 | ロイヤルカナンジャポン合同会社 |
登録日 | 2019年08月 |